本や ふるさとマルシェ
いわきの本、民俗など。店主じゃんがら堂です。
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Author:ふるさとマルシェ本や
 ふるさとマルシェ本やの店主じゃんがら堂です。
 じゃんがら堂は、いわきの古本屋です。店舗は無く、駅前のラトブ6Fに事務所を構えております。古本を扱う一方で、民俗学徒として、いわきのじゃんがらを中心に、聞き書きをしております。夜は、たいてい平の呑み屋にいます。
 ふるさとマルシェ本やでは、福島やいわきなどの地域に関する書籍や資料を主に扱っております。このブログでは、じゃんがら堂が、お薦めしたい本や日々思ったことなどを綴りたいと思います。



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『ハワイ移民史』
hawaiiminフラガールで一躍全国区の”ハワイ”となったいわきですが、ハワイとの繋がりは、明治にまでさかのぼります。いわゆるハワイ移民です。

日本政府の事業としてのハワイ移民(官約移民)は1885年より始まります。1894年より、民間会社の私約移民が始まり、1898年には、福島県でも移民の呼びかけが始まります。1900年代、ハワイにアメリカ合衆国法が試行されたことにより、次第に移民制限が厳しくなり、1924年にハワイ移民は完全に禁止されました。

『ハワイ移民史』は、ハワイ移民の祖父を持つ安藤さんが、祖父のライフヒストリーを書簡や関係者への聞き取りから再構成したもの。

安藤さんは、私と同じくらいの年で、ハワイ移民について一から調べて書いたものなので、平易で文章は分かりやすく親しみやすいです。

私も共著者として、浪江町のハワイ移民である原田家について書かせていただきました。詳細はまた別の機会に書きたいと思いますが、明治後期のハワイとの関係が、いまだに続いていることに驚きました。

敗戦直後に、ハワイからマヨネーズとマカロニを送られて、浪江の原田家では食べ方に困ったという話や、ハワイの原田家が戦後、家紋の額装を欲しがって、送ったら大変喜ばれたという話もありました。

浪江とハワイの文化交流が、手紙や物資のやり取りでなされていることは、大変興味深いことと思います。

私たちは、ハワイとの文化交流というと、実際にフラを見たり、ハワイへ行ったりします。しかし、ハワイ旅行が一般化するまで、ハワイとの文化交流は、手紙の文字であり、絵葉書の写真であり、そして、送られてきた異質なモノであったのだと思います。

ハワイ旅行やスパリゾートが体験のハワイであるとするならば、原田家のハワイは、想像のハワイであったといえます。お互いモノを通して、お互いの暮らしや風土や人間を想像する。それは決して貧しいものではなく、モノを通じた豊かな交流であったと思うのです。

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